2024.01.17

#暮らしのこと

【大切な愛犬の心と体を育むには?飼い主さんから学ぶ・Vol.2】愛犬の病気から学んだ無理なく体を鍛えるトレーニング方法

もしも愛犬に病気が発覚したら、あなたならどうしますか?

Living with Petsでモデルやアンバサダーとして活躍しているマルプーのコロンちゃんは、生後8か月の頃にパテラ(膝蓋骨脱臼)を発症…。

飼い主のコロンママさんはコロンちゃんのためにさまざまな情報をリサーチ。「愛犬の健康を育むには食事と運動、どちらも欠かせない」と気づいたそう。

第1回目のインタビューから引き続き、体の中から健康を高める工夫について、コロンママさんに語っていただきました。

今回は、パテラを克服するために運動面でどのような工夫をしてきたのか、日常的に行ってきたトレーニングや試行錯誤の様子をお伝えします。

整体の先生に「後ろ足を鍛えるのにバランスディスクがいいよ」と教えてもらう

最初は手作りごはんで体の中から改善していったとのことですが、体の外からは何かアプローチをしましたか?

コロンママさん(以下コロンママ)

定期的に整体に通いはじめました。

パテラ(※)があると足をけんけんして歩いたりして腰に負担がかかりますが、整体で整えると膝の方も調子がよくなって。

そのときに、整体の先生から「パテラの症状がある後ろ足を鍛えるのにバランスディスクがいいよ」と教えていただきました。実は前からバランスディスクが気になっていたので、試してみようと背中を押されたんです。

※パテラとは正式には「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」。小型犬では子犬のころから発症する可能性が高く、徐々に進行して歩行に異常をきたすことがあるため注意が必要。

バランスディスクは足元がゆらゆらと不安定になるので、バランスをとっている間に無理なく筋肉や体幹を鍛えられるんですよね。

整体に通って、コロンちゃんの様子は変わりましたか?

コロンママ

体が整うと水分代謝がよくなるので、半年から10カ月くらいで変化が見えてきました。もともとあまり飲めなかった水を、自分から飲むようになったんですよ。

バランスディスクは少しずつ慣れさせていくのがいい

 はじめてバランスディスクを使ったとき、空気の入れ方や使い方で難しいと感じた点はありましたか?

コロンママ

最初はやり方とか全然わからなかったので、Living with Pets のホームページに出ていた空気の入れ方や、乗り方の動画(※)を参考にしました。ただ、すぐには乗ってくれなくて…

前足を2本乗せるのは余裕でしたが、4本足を乗せるのは不安定だから嫌がりましたね。

小さいワンちゃんは怖がりなので、バランスディスクがリビングにポンっと置いてあると違和感があるらしく「これなんだろう?」って思うみたい。

なるほど、ちょっと不安に感じるんですね。どのように練習をしたら、バランスディスクに乗ってくれるようになりましたか?

コロンママ

基本、いつでも使えるようにリビングにずっと出していました。食べるのが好きな子なので、芸やトリックを教えているときは、いつもカリカリフードを小さく切ってあげているんです。バランスディスクの練習もいつもの要領で、食べ物で誘導するとうまくいきました。

食べるのが大好きなコロンちゃんらしいエピソードですね!日頃の愛犬とのコミュニケーションも大事ですよね。

コロンママ

そうですね。とにかく、食べたい気持ちが優先する子なので、ご褒美作戦はいいみたいです。バランスディスクに足がかかったり、4足を全部乗せたりしたら、その都度ご褒美をあげるようにしました。

(※)バランスディスクの載り方の動画はこちらから

練習を重ねていくうちに自分から進んでバランスディスクに乗るように

バランスディスクの練習は、どのくらい続けたらコロンちゃんが慣れてくれましたか?

コロンママ:毎日ちょっとずつやっていって、スタートして2週間くらいで全部の足を乗せるようになりました。慣れてくると、「乗ったらカリカリもらえる♪」と分かってきて(笑)

すると、自分からバランスディスクに寄っていくんです。

ご褒美をもらえるって、もうわかっているんですね。そうなると、トレーニングがスムーズに進みそう。

コロンママ:そうなんですよ。とくに、雨の日とかに出すと、「OK!これだね♪」みたいな感じでパーっと走って行って、上に乗って待っていますから。

すごい!もうベテランですね。ちなみに、バランスディスクを使う頻度はどれくらいですか?

コロンママ:最初は慣れさせるために毎日使っていましたが、今はお散歩に行けないときや運動不足を感じたときなど、状況に合わせて使っています。

4本足をすべて乗せて、くるっとじょうずに回転。「ディスクの上が不安定だからこそ、体感が鍛えられ、後ろ足で踏ん張るから筋トレになるんです」とコロンママ。

整体の先生から学んだバランスディスクの使い方

Living With Petsで紹介している練習方法以外に、コロンママさんが独自に工夫している使い方があったら教えていただけますか?

YouTubeの使い方以外にも、整体の先生から教えてもらった方法があるので、ご紹介しますね。

<バランスディスクを使った後ろ足の鍛え方>

  バランスディスクの上に犬をお座りさせる。

 テーブルや椅子を置き、前足をかけさせる。

 頭の上にフード持っていくと、後ろの2本足で立ち上がります。  

 しばらく立った状態をキープしたら、お座りさせてフードをあげましょう。 

整体の先生に教えてもらった練習方法に初チャレンジしたときの様子。愛犬の頑張りと飼い主さんの努力、二人三脚で健康を目指すのが大事。

この方法だと後ろ足で踏ん張るから、効果的に筋トレできるんですよ。

ピョンピョン跳ねるのはパテラによくないけれど、バランスディスクの上ならフラフラしながら立つので、負担をかけずにトレーニングできていい感じです。

ただ、バランスディスクにうまく全部足が乗ればいいのですが、上を通過させるトレーニング時にはピョンッと飛んじゃうときがあって…。

なかなか思うように乗ってくれない場合もあるので、もっと使い方のバリエーションが分かると、うれしいですよね。

筋肉が付いてきた確かな手応え

バランスディスクを使い続けていって、コロンちゃんの体には変化は感じられましたか?

コロンママ:今までは膝が悪かったので、トイプードルがよくご飯をあげたときに見られる、2本足で立ってぴょんぴょんジャンプする動きができなかったんです。

でも、バランスディスクを使いはじめて半年くらいしたら、2本足でぴょんぴょんするのが見られるようになりました。整体の効果もあるかもしれませんが…。

また、フローリングでお座りするときも、以前は足がすーっと開いていました。ですが今は、綺麗にピッとお座りできるようになりました。

犬は前足に体重の7割、後足に3割をかけて立っています。かける体重の割合が大きく異なるので、後ろ足の筋力アップは意識的に行うのが重要。

バランスディスクを多くの人に知って欲しい

お友達や周囲の方で、バランスディスクを使っている人はいらっしゃいますか?

コロンママ:体感的には「まだ意外とみんな知らない」かもしれません。

ワンちゃんと一緒にできるドッグヨガや、ワンちゃんの体幹トレーニングを意識的に行っている方は、バランスディスクを知っていると思います。

でも、まだ「犬の筋力や体幹を鍛える必要性」自体、知らない方も多いのではないでしょうか。

なるほど。そもそも、犬にも体を鍛えるトレーニングが必要なのかどうか、飼い主さんがよくわかっていないケースも多そうですね。

コロンママ:シニア犬になると後ろ足から弱ってくるので、バランスディスクをやった方がいいんですよ。でも、飼い主さんが「もう歳だから仕方がない」と思っているのか、バランスディスクを使うところまで行き着かないみたいです。なので、もっとバランスディスクが広まって欲しいと思っています。

そうですね。わたしたちもバランスディスクのよさが、より多くの飼い主さんに伝わるようにしていきたいと思っています。最後に、コロンちゃんと、これから叶えていきたい夢があったら聞かせてください。

実は、後ろ足の鍛え方に困っているワンちゃんと飼い主さんは、意外と多いんです。

私がバランスディスクを使いはじめてSNSで紹介したら、フォロワーさんで「私も買いました。一緒に頑張ります!」って言ってくださる方もいました。

これからも引き続き、ワンちゃんが元気に生活できるように、食事や運動でよいものをどんどん発信していきたいと思っています。あと、全国のワンちゃんと一緒にお出かけできるバスツアーに参加して、もっと交流を深めていきたいです。

コロンママさん、2話にわたって、貴重なお話ありがとうございました。

コロンちゃんとの夢が叶うよう、これからも応援しています。

コロンちゃんママの『Living with Pets』との出会いのお話と、冷凍フードのモニター体験談は【Vol.1】をご覧ください。