2024.01.18

#暮らしのこと

【Living with Petsのペットフード開発秘話②】すべての食材にこだわりと想いを込めて

大切な家族のためのLiving with Petsのペットフード。

前回に引き続き、ペット栄養管理士のあんどうゆうこさんと、興和の商品開発担当である栗林広幸さんに、開発に関するお話を伺いました。

すべての食材に、ペットと飼い主さんのためのこだわりが詰め込まれているLiving with Petsのペットフード。知れば知るほど深いこだわりに、魅力は増すばかり…みなさんもぜひ、開発にかけた想いとこだわりを聞いてみませんか。

お話をきいたひと

あんどうゆうこ【プロフィール】 ペット栄養管理士・管理栄養士・漢方アドバイザー。 大手食品メーカー・肥満外来でのダイエットサポートを経て独立。現在は、「わんことともに生きる=わんことともに人生を」を理念に、“家族の一員”であるわんこに寄り添ったごはんの内容を提案している。ペットの予防医学を切り開くべく、精力的に活動中。

栗林 広幸【プロフィール】

2010年に興和株式会社に入社。入社当時は釣り具の部品を海外に輸出する貿易業務にかかわる。 2016年に株式会社ユーリカの皮膚ケア商品ハーブパックに出会い、この商品を海外に拡げたいという想いからペット関連の商売を開始。2021年よりLiving with Pets立ち上げメンバー。現在に至る。

寿命が伸び続けるペットの健康。飼い主の安心も求めて

Living with Petsのペットフードは、ペットの食べる喜びだけでなく、東洋医学の考え方でもある五行説をもとに開発された健康を考えたフードと伺っています 

さまざまな食材が入っているのがひとめで分かりますが、なぜこのような形状にしようと考えられたのでしょうか。

ペット栄養管理士あんどうゆうこさん(以下あんどう)

あんどう:これまでは、ペットフードといえばカリカリフードや缶詰が主流で、それを食べるのが当たり前という風潮でした。しかし、最近ではさまざまなペットフードが充実してきており、ペットの健康を支えてくれています。ペット(犬)の寿命がここ10年で0.78歳と伸び続けているのも、食べ物が関連しているのではないでしょうか。

しかし、寿命が延びたことで、犬にもさまざまな健康問題が出てくるのも心配な点です。

具体的にどのような健康問題が出てきているのでしょうか。

あんどう:食べすぎによる肥満や、加齢によって腎臓や肝臓の働きにダメージを与え、健康への影響につながっていく…やがて生活習慣の積み重ねで健康のリスクとなってしまいます。

人間と同じですね。そのような状況の中、Living with Petsのペットフードにはどのような役割があるのでしょうか。

あんどう:ペットの体を作るのは食べ物です。

もちろん市販のフードでも栄養価は満たされていますが、Living with Pets のペットフードは栄養バランスに配慮しているのはもちろん、食材が見えるという点で、飼い主さんの安心につなげられると考えました。「大事な家族に私たちと同じものを食べさせたい」といった強い想いを込めて開発しています。

ペット栄養管理士ならではの視点が活きる食材の選択

あんどうさんは管理栄養士でもあり、ペット栄養管理士でもありますよね。ここからは食材をどのように選ばれたのかお聞きしたいです。

まず、Living with Pets のペットフードには「さつまいも(じゃがいも)、にんじん、赤パプリカ、小松菜、はとむぎ、大麦、きくらげ」が共通していますね。

あんどう:数ある食材の中から「彩り」と「五行(※)」にあてはまる食材を探しました。

食材の持つ力だけでなく、飼い主さんが見てもおいしそうと思えるような彩りも大切だと考えています。

またペットフードの開発時には、カルシウム、鉄、亜鉛が不足しやすいんです。添加物でなく食べ物から補給できるよう、栄養価の高い食材を選んでいます。

はとむぎは東洋医学の考え方である五行の観点から 、大麦は食物繊維の補給など、すべての食材に意味が込められています。

ほかにも「オリーブオイル、チアシードオイル」も共通して入っていますね。とくにチアシードオイルはかなり珍しいのではないでしょうか。

チアシードオイルは興和の関連会社が輸入している、チリ産の商品を使用しています。実際に人に向けて実際に販売しているものを使っているんです。すごく贅沢なフードになっています。

あんどう:より体によいものを使いたかったので、チアシードオイルは高価ではありましたが使用しました。

チアシードオイルはオメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸、オリーブオイルはオメガ9系脂肪酸であるオレイン酸の補給として取り入れています。

チアシードオイルのα-リノレン酸は「AAFCO基準」というペットフードの栄養素基準にも、成長期には最小値が決められているほど大切な成分なんです。

ただ酸化しやすい油なので、製造過程でなるべく空気に触れないように配慮してもらっています。

本当に贅沢ですね。なかでも「田七人参、生姜、蜜柑の皮、牡蠣殻、柿の葉」は漢方の食材でLiving with Petsのペットフードの特長的な食材かと思います。選ぶ際に苦労した点など、なにかエピソードがあれば教えてください。

あんどう:私が漢方の勉強をしたときに「ペットにも転用できるはず」と考えてLiving with Petsのペットフードにも使用を考えました。

しかし、かなり高価なので栗林さんも頭を抱えていらっしゃいましたが、どうしてもとお願いして、配合に至っています。

メイン食材も馬肉や羊肉など、他のドックフードでの使用はあまり見ない食材では?

あんどう:「良質な赤身肉を使用したい」と考え、鶏肉・豚肉・ブリのほかに馬肉と羊肉がぴったりだと考え、この5種類になりました。

肉の脂を摂りすぎてしまうと病気を招きかねないため、極力減らしたかったんです。

5種類の中で、人気の味はあるのでしょうか?

栗林:1番人気は鶏肉です。やはり、鶏肉のアレルギーをもつ犬は少ないところから、人気につながっているようです。

今年、東京ビックサイトで開催された展示会では、ブリがいちばん人気でしたね。

ほかのペットフードではタラやサーモンなどの白身の魚が多いので、青魚であるブリは来場されたお客様にとって、かなり珍しかったようです。

「食いつきが悪い」悩みに寄り添う・・・よく食べる工夫の裏側

Living with Petsのペットフードは栄養面はもちろん、与えた際のペットの食いつきが明らかに違う(よく食べる)と聞きました。

栗林:ペットフードの食いつきがよくない子にLiving with Pets のペットフードをトッピングで加えると、食いつきがすごく違います。ペットは鼻がとてもよいので、Living with Petsの香りのよさが、食いつきにつながっているようです。

Living with Petsのペットフードのおいしさの秘密はどこにあるのでしょうか。

あんどう:食材本来の味を活かしている点が、商品づくりの大きなポイントになっています。

一般的に食材を調理する際は「ゆでる」場合が多いのです。が、Living with Pets では機械を使用して、無水調理にしています。栄養価も逃さないですし、うまみもぎゅっと詰まって、驚くほど野菜の味が濃く、おいしく仕上がるんです。

実際、Living with Petsのペットフードは人が食べてもおいしく感じてもらえるのもポイントです。

製造工場の方に試食していただいたときに「おいしい!」と言ってもらえたのは、本当にうれしかったですね。

Living with Petsのペットフードは一般食となっており、ほかのペットフード(総合栄養食)と一緒に与えてもらうよう推奨していますよね。どのような狙いがあって、そのようなタイプにしたのでしょうか。

あんどう:いま食べているフードに手軽に取り入れてもらえることから、一般食(※)にしました。

もし総合栄養食だと、いま食べているペットフードを丸ごと切り替える必要があるため、ハードルを高く感じてしまう飼い主さんも多いはずです。

また「栄養バランスが考えられた総合栄養食だけを食べて入れば大丈夫」といった考えを、「ちょっと立ち止まって考えてほしい」との狙いもあります。

※「総合栄養食」とは、そのフードと水だけで健康を維持できる栄養バランスが整ったペットフード。「一般食」とは総合栄養食に混ぜて与える“おかず”のような位置づけ

というと?

あんどう:ペットも人間も同じで、同じものをずっと食べ続けて健康を維持できる人もいるかもしれない。でも、不健康になる人もいるでしょう。

「総合栄養食だから絶対に大丈夫」ではなく、「その子に合ったものを選んで食べてもらうのが大事」だと私たちは考えています。

そして、ちゃんと食べてもらえて、ちゃんとうんちして、ちゃんと寝る・・・みたいな健康的な生活サイクルを支えられる食べ物であってほしいんです。

知られていないペットフードの現状。ヒューマングレードでペットの安心を

Living with Petsのペットフードはヒューマングレードとのことですが、改めて「ヒューマングレード」とはなにか教えていただけますか?

あんどう:ヒューマングレードに明確な定義はありませんが、人間も食べられる品質の食べ物という意味で使われています 。

Living with Petsのペットフードをヒューマングレードにしたのは、おいしさの面からなのでしょうか。

あんどう:人間が食べておいしいものという意味もありますが、ヒューマングレードの大きなメリットは衛生管理がきちんとなされている点にあります。

じつは、ドッグフードは現状では「雑貨」扱いであり、食品ではありません。とくに温度管理や保管などの条件が決められておらず、食品工場でなくても製造が可能なのです。

Living with Petsのペットフードは衛生面でも安心できて、人間と同じものを犬たちにも食べてもらいたい思いがあったため、人間の食べ物と同じ製造工場で作れるヒューマングレードを選びました。

「人間と同じクオリティ」にこだわった点はフードの梱包にもあります。

Living with Petsのペットフードはすべて手作業で一つひとつ梱包してもらっているので、食材の素材感を活かすことができています。

ペットと充実した生活を送りたい飼い主さんに選んでほしい。魅力の詰まったペットフード

最後に改めてLiving with Petsのペットフードの魅力を教えていただけないでしょうか。

あんどう:Living with Petsのペットフードは見た目や内容が充実している点が、ほかのペットフードと違う点です。食材ひとつひとつの形がしっかりとわかるため、飼い主さんにも安心してもらえると考えています。

また、すべての食材に意味と想いを込めており、ペットの健康と安心を支えられるペットフードだと胸を張れます。

栗林:Living with Petsのペットフードは、飼い主さんとペットが充実した時間を過ごしてほしいという強い想いがあります。ペットだけでなく、飼い主さんの安心も得られるペットフードです。5種類あってローテーションできるので、季節や体調に合わせて選びやすいのが強みなんです。

「ペットとの充実した時間を過ごしたい」方に、ぜひ選んでいただきたいと思います。

一袋一袋に込められたこだわりが、とてもよく分かりました。あんどうさん、栗林さん、大変貴重なお話をありがとうございました。

あんどうさんと栗林さんの「愛犬が生きる喜びを感じられるために」愛情とこだわりがたっぷりつまったLiving with Petsのペットフード の開発秘話を最初から読みたい方はこちらから。

もうひとつのお話は、ペットフード のコンセプトになぜ東洋医学の「五行」の考え方を取り入れたのかのお話です。

【Living with Petsのペットフード開発秘話①】どうして東洋医学の「五行」に行きついたのか?